国内の自動車販売が低迷する中、新型車の投入が相次いでいるが、自動車最大手「トヨタ自動車」は30日、新型SUV(=多目的スポーツ車)の「ヴァンガード」を発表した。
「ヴァンガード」は、走行性能と都会的なデザインを両立させた高級SUV。団塊世代に当たる50歳代夫婦や、30~40歳代のファミリー層をターゲットに、月に2500台の販売を目指す。
現在、国内での自動車販売は低迷が続いているが、メーカー各社は10月に開かれるモーターショーなどに向け、人気車種をフルモデルチェンジしたり、新型車の発表を行ったりしている。
トヨタ自動車・渡辺社長は「きめ細かい施策を打っていく」と話し、地域や世代に合わせた販売戦略を取っていく方針を示した。